20090822




 先日、グリンデルワルドへ行ってきました。目的は「うどん」を食べるためです。
 
 今年の2月、ある人との約束で、うどんを食べるという目的だけのために 細君も引き連れグリンデルワルドへ行きましたが、「冬季には日本食を出す レストランはすべて閉まっている」とのことで食べることができませんでした。
 

 
 ということで、8月15日、この日は誰が考えても「夏であろう」ということで、 細君とともに再びグリンデルワルドを目指しました。目的はやはり 「うどん」を食べるため。しかし、今回はユングフラウヨッホへ登ることを 第一の目的とし、あくまで「うどん」は付加的なものにしました。 なにせ、再度「うどん」が食べられないなんてことになれば、 立ち直れませんから。
 

 
 さて、グリンデルワルドに到着し、どの店がうどんを提供してくれるのか なかなかわからなかったのですが、ある店前にやってくると、

あるじゃないですか、うどんの張り紙が。(しかし、udongの綴りには 笑ってしまいました)
しかも14フラン。今では日本円にして1200円くらい。こちらにしては まずまずリーズナブルという感じです。ウエイターさんがメニューを 持ってきてくれたのですが、メニューには「うどん」はありませんでした。 でも、ウエイターさんに「うどん」と注文すると、普通に通りました。 わかめうどんや、月見うどんなどのバリエーションがあれば 良いのにと思ったのですが、ここではうどんは一手しかないようです。
そうこうするうちに、うどんがやってきました。器は無地。(器は結構重要な要素で、 麺の方向性を食べる前に予測できる要素でもあります。というのも、 チューリッヒで以前食べたUdonは麺こそ「うどん」でしたが、具材、だしともに 完全な中華、ちゃんぽん系でした。そのときの器はあの独特の中華どんぶりでした)
そして次の重要な要素、具材ですが、ほうれん草とねぎ、という割と質素な組み合わせです。 だしも少し薄めの昆布風味。動物性の食材が一切入っていない「うどん」でした。
以前、グリンデルワルドで「うどん」を食べた人によりますと、 (10年くらい前のことらしいですが)、麺を持ち上げると切れてしまうくらいの 腰のなさだったそうです。そこで実際に麺のかたさを検証してみました。
なかなかしっかりした麺でした。食べた感じも普通の麺のかたさでした。
 
味ですが、日本のものにくらべると「まだまだ」ですが、 スイス国内ということを考えると「まずまず」でした。
 
最後に、夏のアイガーの模様です。





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